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Tetsuro Aratama
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002 日記・1 (2004/04/30)
 昨日、京都文化博物館において「Jazz At Sanjo Bunka Museum」という名のジャズフェスティバルが開催された(主催・Jazz & Jazz Kyoto)。
 京都在住のミュージシャンを中心に個性溢れる8グループが出演し、普段のライブハウスとはまた違うホールならではの音の響きを楽しんだ。
 私は藤井貞泰氏(pf)、塩入基弘氏(ds)との演奏だったが、自由な発想で縦横無尽に弾く氏のピアノにインスパイアされた面白い演奏となった。
 2部構成でチケットも低価格だったこともあり入場制限される程の大盛況だったが、その成功の裏には大勢の人の協力があったことを忘れてはならない。大阪府下の某ジャズフェスティバルには大勢のボランティアスタッフが参加しているが、「Jazz At …」では規模が大きくないためその人数もまだ少ない。
そのため出演するミュージシャンが時間と労力を惜しまず、市の許可を得るため、付近住民の理解を得るため、広報活動に、と奔走してきた。また当日にはスタッフの差配や場内整理をしている姿を目の当たりにし、熱いものがこみ上げてくるのを感じた。そういった目に見えないエネルギーの中でステージに立ち演奏出来たことは感動的だった。スタッフの方々に心から感謝したい。
 来年も是非開催をと思うが、更に多くの方の御賛同と御協力が得られることも併せて願わずにはいられない。